主要密教経軌に関わる真言陀羅尼を梵蔵漢和の諸資料に基づいて解説した初の事典。「事典の部」では『大日経』『金剛頂経』などから採録した音写真言文を還梵しサンスクリット語順に記す。「索引の部」では「経軌・次第対照表」「蔵経・真言番号・事典番号対照表」「真言名索引」等を表組みで掲載し検索をより容易にした。
主要密教経軌に関わる真言陀羅尼を梵蔵漢和の諸資料に基づいて解説した初の事典。「事典の部」では『大日経』『金剛頂経』などから採録した音写真言文を還梵しサンスクリット語順に記す。「索引の部」では「経軌・次第対照表」「蔵経・真言番号・事典番号対照表」「真言名索引」等を表組みで掲載し検索をより容易にした。
密教の基本原典である『大日経』『金剛頂経』を平易に解説し、密教の真理が体得できるように解説。特に『初会金剛頂経』30巻本の内容、構成をわかりやすく説明したのは本書が初めてである。『真言事典』と併せて活用すれば、難解な密教世界は読者自身のものとなるであろう。
真言宗の常用経典『理趣経』を、梵蔵漢和の各種資料と豊富な図版を用いて解説。解説に当たっては特殊な密教用語をなるべく現代語に直して、一般読者の便を図っている。
『胎蔵三昧耶図』『大悲胎蔵三昧耶曼荼羅』の象徴世界の解明を軸に、自然への信仰や宇宙の力を塔廟・蓮華・輪宝など様々な形に昇華させたマンダラの意味を、豊富な図版によって解明する。
図形の斬新さ、尊像の多様性など、マンダラは多くの人を魅了する。本書は、胎蔵・金剛両マンダラの教理を解説し、宇宙の真理に結ばれた深い宗教の体験実修へと誘う。
三輪流神道と真言密教の関わりを通して、神仏習合の問題を解明する。中世から近世にかけて、日本人はどのような信仰のもとに生きたのか。今なお残る多くの祭りや行事の中に生きた宗教の姿を探っていく。