密教の風景
真鍋俊照=著
「立川流」は密教の一流派における邪教として位置づけられ、その流祖とされる仁寛の伝記と共に深く葬り去られてきた。本書は、風景学的試みを通し、仁寛の行程をたどりながら歴史的背景に照らしイメージを復原する。