中国仏教制度史の研究
文部省刊行助成出版
諸戸立雄=著
隋唐時代に至って最盛期を迎えた仏教教団に対し、国家がこれを統制するために設けた道僧格等の諸制度について考察する。国家と宗教の問題を、文献を丹念に渉猟して考察した労作である。