日本人が初めて捉えた韓国シャーマニズムの世界。強烈なビート、激しく耳朶をうつ両面太鼓や銅拍子。極彩色のチマ・チョゴリを身に纏い華麗な舞いを見せる巫女。田園や港町で繰り広げられる巫俗を紹介。
韓国のシャーマニズム
日本人が初めて捉えた韓国シャーマニズムの世界。強烈なビート、激しく耳朶をうつ両面太鼓や銅拍子。極彩色のチマ・チョゴリを身に纏い華麗な舞いを見せる巫女。田園や港町で繰り広げられる巫俗を紹介。
台湾の民衆道教
台湾では、現世利益を求める「民衆道教」が盛況をきわめる。その現世利益を求める祈りの形を拜拜という。700キロを超える豚を供えたり、何十万人も集い賑わう「壇」は壮観。悪霊を祓う雄々しい道士の活躍。
台湾のシャーマニズム
金昌文=文
李氏朝鮮の貴族から生まれ、やがて庶民のものとなった家具装飾。その形は、蝙蝠、蝶、鳳凰、鯉、亀など様々あり、そのバリエーションに対応する願いがある。儒教、道教など韓国庶民の意識の根底を垣間見る。
ラダック、冬に生きる
小林暢善/他=文
結婚式、葬式、五体投地、秋田のナマハゲを彷彿させるラマゾギなど村々の民間行事を中心に、零下20度を下回る厳寒の冬の営みを紹介する。厳しい自然を克服して生きる民衆のたくましい相貌。
戒律の知恵
下北半島の魅力が存分に満ちあふれた写真ルポ。霊場恐山の生者と死者の接点と精神世界・イタコの世界、能舞・獅子舞など下北半島の郷土芸能、海運文化がふんだんに盛り込まれた祭りを取り上げる。
奈良毅+外川昌彦=文
美と醜、富と貧、あらゆる性格を備える巨大都市カルカッタ。激雨を駆ける人力車、喧噪の市場、ヒンドゥーの神々の祭り、スラム街、イギリス支配の名残など、カルカッタの魅力を縦横に捉える。
鏡味治也+中村潔=文
きらびやかな音色、まばゆいコスチューム。天女のように舞い踊る少女に魅せられて、村々を渡り歩く。奉納舞、火葬、仮面劇など、日常と晴れの切れ目がないバリの人々の“生きるかたち”を素直に見つめる。
西南中国の人びと