辛島貴子=訳
ノーベル文学賞の候補にものぼったインドの女性詩人カマラー・ダースの告白的自伝。深く傷つけられた結婚生活、自己を解放するための男性遍歴を経てクリシュナ神の愛に目覚める過程を綴る。
女流詩人カマラーの告白
辛島貴子=訳
ノーベル文学賞の候補にものぼったインドの女性詩人カマラー・ダースの告白的自伝。深く傷つけられた結婚生活、自己を解放するための男性遍歴を経てクリシュナ神の愛に目覚める過程を綴る。
美の源流を訪ねる
色とりどりのシルクや木綿のサリー、ザリワークやミラワークの布地。美しい布地を夢見てインドを旅する著者が、旅の途上で出会うさまざまな出来事や人々を通して、類まれな美を紡ぎ出すその真髄に迫る。
ラダックの仏教仮面世界
塚本佳道+ツプテン・パルダン=解説 杉浦康平=造本/構成
マンダラから飛び出た仏と民衆が一体となりくりひろげる、めくるめくチベット仏教仮面劇を躍動感をもって再現する。
アルチ寺の仏教宇宙
小林暢善+ツプテン・パルダン=解説 杉浦康平=造本/構成
インドや他の仏教文化圏にも比類のない、世界的文化遺産であるマンダラを完璧に残す、アルチ寺の仏教壁画のすべてを集大成。
偉大な絵師達の絵画様式とその伝統
小野田俊蔵+瀬戸敦朗+田上操=訳
本書は、膨大な文献と、数多くの壁画・タンカ・仏像などの作品の検証をもとに、チベット絵画の歴史に残る偉大な絵師達の画派とその様式について、精緻に研究分析された名著の邦訳。
シャカを生み、ガンディーを育んだ母なる大地に足を踏みしめ、悠久のガンジスを眼にした時に書き綴った旅日記。透徹した思考は、ガンディーを、インドを、日本を超え、人類史的展望に立つ。
ゲシェー・ラプテンの半生
アラン・ウォレス=共著 小野田俊蔵=訳
学問僧の最高位=ゲシェーをきわめたラプテン師が、20年にわたるその修行過程を詳細に語る。
チベット密教の瞑想修行
密教の修行の場で、ラマ(師)が弟子である著者に与えた口頭伝授の模様を生き生きと描く。たちのぼる虹・光のマンダラ、チベット密教の瞑想世界が鮮やかに広がる。
その文化史的考察
歴史を遡及し、東西の研究成果をもとに、遠くインドに起源をもち、わが国に広く親しまれている月天・観音など密教の神々のもつ民俗・文化史的側面に照明をあてる。
インダス文明の謎の人々
善神・太陽神であったアシュラが、なぜ悪の代表者となっていったのか。インダス文明を築いたといわれる阿修羅の変遷の系譜を、神話と歴史のなかに遡及する。