平河出版社の本

  • 人間科学への道

    心理学の立場から

    樋口伸吾=著

    人間科学とは、人間理解・生活理解という基本的な観点から、総合的に人間を捉えようとする学問である。心理学の枠に限定されず自由に人間科学について豊かな構想を展開。

  • 気・修行・身体

    湯浅泰雄=著

    東洋の思想的伝統は、修行を核とする独自の心身論を生んだ。本書は、深層心理学・心身医学・大脳生理学などさまざまな角度から、日本を中心とする心身論の現代的意味とその可能性を明らかにする。

  • 気と人間科学

    日中シンポジウム講演集

    湯浅泰雄=編

    中国と日本の研究者が、初めて一堂に会した国際シンポジウム「気と人間科学」における講演を収録。哲学・心理学・生命科学・物理学など、さまざまな視点から「気」に迫る。

  • メビウス身体気流法

    生命の混沌と生成

    坪井繁幸=著

    「メビウスの環」の動きが人間身体の根源的な動きであるとする著者が、その驚くべき作用パワーを、実践を通して解き明かす。ベストセラー『黄金の瞑想』の著者坪井繁幸の集大成決定版。

  • 池田末利=編

    古代中国の神話・伝説について、文化人類学、民俗学の視点から独自の考察を施した論文30編と書評2編を収載する。中国文化の源流を科学的に考察する論集として、資料価値は高い。

  • 中国古代養生思想の総合的研究

    文部省刊行助成出版

    坂出祥伸=著

    中国の養生思想を近年馬王堆漢墓から出土した大量の資料をもとに、医薬学・道教・仏教など多角的な視座から検討する。2年にわたる研究成果をふまえて、29名の研究者が執筆。

  • 緯書と中国の神秘思想

    安居香山=著

    緯書は、未来予言的内容と、儒教経典を神秘的に解釈した内容を持つ漢代思想の基底である。中国思想の中で長く異端の書とされてきた緯書の実態を解き明かし、その思想的影響の重要性を指摘する。

  • 緯学研究論叢

    安井香山博士追悼

    中村璋八=著

    緯書とは、漢代中期において成立した、儒教経典への従来の解釈に対して新しい解釈体系を導入した思想の記録である。本書は故安井博士を中心に進められていた緯学研究の成果を、日中の学者によってまとめられたものである。

  • 台湾には、一貫道と呼ばれる秘密結社があった。清朝初期に成立した民間信仰で、中下層階級の人々に支持されていた。本書は、一貫道を研究し続けてきた著者によって初めて紹介されるその実体研究である。

  • タオ・宇宙の秩序

    デ・ホロート=著

    牧尾良海=訳

    中国思想の根底に流れる道(タオ)の諸相を、道教・儒教・風水などの広がりの中に読み解く。ヨーロッパのシノロギー(中国学)や、マックス・ウェーバーの中国理解に大きな影響を与えた古典の邦訳書。

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