5部門130巻から成る『史記』のうち、これまであまり研究のテーマとして取りあげられることのなかった表十巻に焦点をあて、大胆かつ緻密な推論をもって、司馬遷の秘められた意図を探る。
平河出版社の本
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中国古代の自然観と人間観
長年にわたり東北大学で中国思想を講義してきた著者が随時発表してきた論文を集成。上巻では自然観の歴史を追究して、中国思想としてのその特色を明らかにする。
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儒家思想と道家思想
長年にわたり東北大学で中国思想を講義してきた著者が随時発表してきた論文を集成。中巻では、先秦諸子の思想についての個別的研究を集めた。
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批判主義的学問観の形成
長年にわたり東北大学で中国思想を講義してきた著者が随時発表してきた論文を集成。下巻では旧来の学問についての反省と、新しい批判主義的学問観が形成される過程に関係した論稿を集めた。
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神々への讃歌
ペルシアの文化を支えたゾロアスター教の概説と、その聖典『アヴェスタ』の内から、観音、弁財天などインド、仏教思想と関係あると言われる祈祷書の部分を翻訳し紹介する。
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ゾロアスター教の特徴は善と悪を画然と分ける二元論と終末論にある。本書では悪の本質を通して、その全貌を示すとともに、悪魔払いの意義を明らかにする。またこれに関わる除魔書を訳出した。
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著者のゾロアスター教研究の集大成。アヴェスターの語義、ゾロアスターの年代・名称、ハオマ、古代日本に来航したゾロアスター教徒など、ゾロアスター教の真相を究明する上で、第一義的に重要な論考を多数収録する。『ゾロアスター研究』の続編。
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大乗仏教の興亡との比較
ヒンドゥーとイスラームのせめぎあいの中で、神の前での絶対の平等を説くシク教は生まれた。インド中・近世の文化のうえに、シク教の教理や文化の独自性を明確にする。混迷するインドの宗教事情を読み解く鍵ともなる。
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日本の精神文化とキリスト教
ヨーロッパ文化と日本文化、この異文化間における差異の認識の上に立ち、それらの融合と新たな世界観確立の道を探る。比較宗教・文化論の好著。
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三橋健＋宮本義男＝翻字注
1622年（元和8年）に、ドミニコ会士ユアン・デ・ルエダ神父が日本の信者に向けた布教書。1614年（慶長19年）禁教令の出たキリシタンに、キリスト教の恩寵などを、当時の宗教語（仏教・神道）を用いてわかりやすく説いた。
