平河出版社の本

  • 沖縄の風水

    窪徳忠=編

    風水とは山や川の形や位置によって吉凶を判断する中国の地形学である。地中をめぐる気の凝集する場所に家・寺廟・墓・町村をつくれば災禍は避けられ人々は幸福になれるという。沖縄に受容された中国文化を探る論文集。

  • 北京四天主堂物語

    もう一つの北京案内記

    矢沢利彦=著

    16世紀のマッテオ・リッチの入国、義和団事件等、中国の近・現代史に登場する四つの天主堂をめぐるもう一つの北京案内記。本邦初訳のファヴィエ神父の「北堂籠城記」を掲載。

  • 東西暦法の対立

    清朝初期中国史

    アドリアン・グレロン=著

    矢沢利彦=訳

    1667年、康煕帝は、中国暦法および回教暦法を、宣教師がもたらした西洋暦法と競争させた。その結果は? 東西交渉史の第一級の資料を駆使した労作。

  • 神々の原影

    三橋健+西田長男=著

    神道は日本人の思想や宗教意識を培ってきたものである。対談を通して従来の神道および神々について見直し、かつ神道の本源を探る。

  • 中国犯科帳

    浪野徹=編

    中国、明清時代の歴史裁判小説。悪人が善人をだます手口、僧侶や道士が女をだます話、あれっと思う判決の内容など、中国の庶民の生活が生き生きと描かれている。

  • 中国悪僧物語

    浪野徹=編

    中国、明清時代の歴史裁判小説。『中国犯科帳』に続き、本書では悪徳僧侶をテーマにした話を選び、修行を忘れて、物欲や色欲におぼれていった明代中国の仏教界の様相を訳出する。

  • 恨の人類学

    崔吉城=著

    真鍋祐子=訳

    “恨”500年の正体とは? 韓民族が社会的矛盾の中で生きてきた、長い歴史の恨多き生活を真正面から取り上げ、そのメカニズムを解明し、今日の韓民族の深層を明らかにする。

  • 烈士の誕生

    韓国の民衆運動における恨の力学

    真鍋祐子=著

    命をかけて国のために節義を堅く守る「烈士」の誕生と生成過程を中心に、韓国社会における死の取り扱い方を分析し、その文化の特色を明らかにする。

  • キャンパスに見る異文化

    韓国暮らしの素描

    真鍋祐子=著

    韓国・啓明大学校日本学科の講師として2年間を韓国で過ごした著者が、キャンパスでの学生たちとの対話や、その他諸々の体験を通して、韓国の文化や人々の心情を綴っていく。

  • 神道の秘儀 上巻

    小野祖教=著

    時の流れとともに変化する習俗習慣を通して伝えられている神社神道の本質を、実際に神に仕える人々の貴重な体験や知識を通して具体的にとらえる。

loading
株式会社 平河出版社