平河出版社の本

  • ガレノスは古代ギリシア哲学・医学学理を集成し、2世紀当時の医学的思考を画期的に高めた。本書は、先駆的な科学精神によるガレノスの医学思想と哲学を、原典に基づきつつ追究する、我が国初の本格的ガレノス論である。

  • ガレノス・自然生命力

    二宮陸雄=著

    2世紀ギリシア・ローマにあってガレノスは、霊魂の諸能力から生命現象を発現させる生命力を自然力と呼んだ。現代にも通じるガレノスの医学思想の根幹を明らかにする。

  • 天然痘に挑む 

    種痘医・北城諒斎

    二宮陸雄=著

    江戸時代末期、天然痘から人々を守るために奮闘したある小藩の藩医の動きを中心に、中国および西洋からの種痘法の受容と排斥とその普及に至る跡を辿る。

  • 人間科学への道

    心理学の立場から

    樋口伸吾=著

    人間科学とは、人間理解・生活理解という基本的な観点から、総合的に人間を捉えようとする学問である。心理学の枠に限定されず自由に人間科学について豊かな構想を展開。

  • 気・修行・身体

    湯浅泰雄=著

    東洋の思想的伝統は、修行を核とする独自の心身論を生んだ。本書は、深層心理学・心身医学・大脳生理学などさまざまな角度から、日本を中心とする心身論の現代的意味とその可能性を明らかにする。

  • 気と人間科学

    日中シンポジウム講演集

    湯浅泰雄=編

    中国と日本の研究者が、初めて一堂に会した国際シンポジウム「気と人間科学」における講演を収録。哲学・心理学・生命科学・物理学など、さまざまな視点から「気」に迫る。

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