生と死、愛、神々、永遠などのテーマを豊かな表現力で舞うインド舞踏のフィールドワーク。カタカリ舞踏劇をはじめ、華麗な舞い、土俗的な踊りなど、多種多彩な芸能が登場する
平河出版社の本
-
時代を超えて語り継がれた昔話。そこに託された人びとの夢と笑いが、北インドの香りとともに甦る。現在もなお暮らしの中に息づく珠玉の10話を現地で採録し、口承のロマンの再生を図る。
-
クッタニー・マタ/遣手女の忠言
8世紀のインドの高級遊女を指南する色道伝授の奇書。当時の風俗・習慣を背景に、サンスクリット文法論や、神話・伝説・風刺に満ちた人生訓など多くの要素を含んだ叙情詩。
-
ナイルの民とインダスの民
ナイルの民とインダスの民は、あらゆる生命がそこから生まれ、また帰って行くという「ヌンの海」から来た民であった。作家石上玄一郎が様々な角度から「謎の海ヌン」とはどこかを推理する。
-
池上正治＝訳
チベットには中心的な存在として、ダライ・ラマとパンチェン・ラマがあった。本書は、この偉大な尊師、第10世パンチェン・ラマの波瀾万丈な生涯を初公開。ダライ・ラマや毛沢東、周恩来との関係は？
-
Ｇ.トゥッチのヤルルン紀行
杉浦満＝訳
ヨーロッパにおける東洋学の泰斗として著名な大学者トゥッチが、1948年に行ったチベット探検調査の全記録。道中の記述や寺院、仏像、絵画などの記録や写真は、今日では貴重なものといえよう。
-
西チベット少数民族の祈り
西チベット仏教文化圏のキンノール地域、スピティ、ラホール地域を通り、ラダックまで走破した取材記録。僧侶や信者たちの聖なる祈り、風土や日常生活、世界で唯一のタボ寺大日堂の立体マンダラを紹介。
-
ツプテン・パルダン＝解説
インド北方に位置する仏教美術の宝庫“ラダック”。そこに点在する僧院・寺院・王宮の祠堂に無数に蔵される、「タンカ」とよばれる宗教的な主題に基づいて描かれた掛け軸風の絵を紹介する。
-
ニマルン寺の祭りと信仰
自他ともに認めるブータン仏教の聖地・ブムタン地方の、千年余の伝統を誇るニマルン寺に焦点をあて、寺での暮らし、祭り、トンドル（大掛軸）ご開帳の模様、そこに安らかに生活する人々の暮らしを紹介。
-
王妃の父が生きたブータン現代史
今枝由郎＝監修 武田真理子＋鈴木佐知子＝訳
現ブータン王妃の父が語った、一族の歴史、自らの半生、時代の変遷を娘である王妃が聞き書きし、まとめる。その波瀾万丈の人生は、そのままブータン近・現代史の第一級史料である。
