平河出版社の本

  • 道教文化への展望

    道教文化研究会=編

    道教および東アジアの諸宗教に関心を抱く、若手研究者の集まりである道教文化研究会の10年にわたる研究成果を集成した論文集。道教文化への展望を切り拓こうとする重要な課題と若々しい意欲に満ちている。

  • 中国の道教

    金正輝=著

    宮澤正順=監修/訳 伊藤丈+清水浩子=訳

    中国の歴史と深く関わりながら、人々の生活にとけこんでいる道教の実際を、中国人である著者が時代の流れに沿いながら解き明かす。格好の道教の入門書。

  • 道教聖地

    中国大陸踏査記録

    奈良行博=著

    広大な中国大陸の自然風土、そこで営まれる庶民の生活。2000年の時の重みを持つ道教聖地を探訪。中国の精神文化が1200葉を超える写真の中に躍動している。歴史、民俗、宗教、建築など分野を問わず必携の書。

  • 仙境の地・青城山

    道教寺院の修行と生活

    池上正治=著

    自然豊かな「天府の国」の緑野の中に、道教発祥の地・青城山がある。鬱蒼と黒々とした森の奥の「道観」は、俗界をはなれた桃源郷といえよう。本書は、中国民族の思想・信仰・文化の支柱のひとつである道教の今の姿を、道士たちの生活の中に見る。

  • モンゴル朝の道教と仏教

    二教の論争を中心に

    窪徳忠=著

    12世紀中葉の中国で、禅の要素を多分に取り入れた全真教という道教教団が成立した。チンギス・ハーンの信任を得て次第に勢力を増すが、仏教側との論争に破れ衰えていく。資料を読み解きながら道仏論争の謎に迫る。

  • 道教と不老長寿の医学

    吉元昭治=著

    中国医学と中国固有の宗教である道教とは、密接な関係にある。自らも医師である著者が、今も台湾や東南アジアの寺院で行われている民間医療を通して、不老長寿を願う中国伝統医療の源流を探求する。

  • 気|流れる身体

    石田秀実=著

    中国の医学では、固定的な物体としての臓器や消化管、骨格といったものは、重要ではあるにせよ、医療の主たる目標とはなっていない。その中を流れるものこそが、人の身体にとって本質的なものである。静的な物体ではなく、生きて流れ動く身体としての中国医学を明らかにする。

  • からだのなかのタオ

    道教の身体技法

    石田秀実=著

    不老長寿を果たす道教の主要な実践法であり、儒教・仏教にも大きな影響を与えた外的(鉱物薬等)と内的(身体的)錬金術。豊富な図版を使って東アジアの神話の中に、内的錬金術の姿を探っていく。

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