ヨーガの顕教面と密教面とを代表する二つの根本教典を訳出し、その思想の歴史的・哲学的背景を詳細な解説を付して明らかにする。ヨーガの真髄を本当に深く理解するための必読書である。
ヨーガの顕教面と密教面とを代表する二つの根本教典を訳出し、その思想の歴史的・哲学的背景を詳細な解説を付して明らかにする。ヨーガの真髄を本当に深く理解するための必読書である。
正編に続き、真言密教の内容と深い関係があるといわれているハタ・ヨーガの根本教典から、シヴァ・サンヒターとゲーランダ・サンヒターを原典から訳出し、註解する。インドの伝統的ヨーガの実相を紹介する。
深い英智と高い啓示を得るには! ヨーガ思想を組織的に記述した最も古い文献であり、人間の心についての学問的観察と、心の一番奥にある真智を開発るす技術が説かれている『ヨーガ・スートラ』の全体を詳細な註解を加えて訳出する。
人間精神が生きていくには科学的知識以外のもの、なかんずく宗教性が必要と説く著者が、宗教が見失われた現代社会に対し、宗教の真にあるべき姿を問う。あわせて現代人が最も必要とする宗教であるヨーガを紹介する。
ウパニシャッドが、神秘思想の宗教と一元論の哲学として展開する過程を明らかにし、このなかでヨーガがどのように発達したかを、バガヴァッド・ギーターとの関連から究明。
古代インドの思索が呪法から哲学へと変容する過渡期に花開き、その後多岐にわたるインド哲学を生んだ哲学の原典を、独自の解釈により翻訳。人間精神の若々しい覚醒の軌跡と思想が明かされる。