チベットの曼荼羅を中心に、図像の発展、歴史、その意味するものを詳説する。200点の図版により、描き方・日本のものとの違いまでを網羅した初の解説書。
チベットの曼荼羅を中心に、図像の発展、歴史、その意味するものを詳説する。200点の図版により、描き方・日本のものとの違いまでを網羅した初の解説書。
「立川流」は密教の一流派における邪教として位置づけられ、その流祖とされる仁寛の伝記と共に深く葬り去られてきた。本書は、風景学的試みを通し、仁寛の行程をたどりながら歴史的背景に照らしイメージを復原する。
京都と仏教とは、きってもきれない関係にある。本書は、仏教という目を通して、青少年のためにわかりやすく書かれた京都の歴史であり、社会史である。
第二次世界大戦後の中国において、仏教がどのように位置づけられ、組織立てられ、活動してきたかを、資料と現地調査・写真などをもって明らかにする。
文部省刊行助成出版
隋唐時代に至って最盛期を迎えた仏教教団に対し、国家がこれを統制するために設けた道僧格等の諸制度について考察する。国家と宗教の問題を、文献を丹念に渉猟して考察した労作である。
禅ブックス1
仏教の修行法のひとつである禅。その歴史と思想を中国と日本の禅を通して紹介する。各巻に、秋月龍珉と八木誠一両氏の対談を収録。本巻では、中国・日本それぞれの禅の歴史を遡り、禅とは何かを問う。対談は「禅仏教の本質」。